【発達課題】自分はいつもダメな気がする!なんでなのか、少し見えるよ!
いま、何かに悩んだり、自分に自信がなかったり、考えをゆがめてしまったり何かココロをいつも支配してしまっている気持ちありませんか?
人ばかり気にして、周りの評価が気になる。なんて、思うこともありませんか?
人ばかり気にして、周りの評価が気になる人は例えば
「ちゃんとしないと」や「みんなはこうでしょ?」など
その時の自分を肯定してもらえなかったことからきていることがあります。
親の言葉の影響にしていることが少なくないんです。
マインドコントロールの一種ですね。
エリクソンが提唱するライフサイクルの「発達課題」にとても関係があります。
- 発達課題にを知ることで、今の自分が抱えるココロの問題に焦点を当てることができます。
- 自分がダメだったんじゃないんだ!思い込みだったかもしれない!と思うことにつながります。
- 原因を知ることで自分を認めることができます。
自分が、育つ過程で思い込んでいしまったんだ!と気が付くと
トンネルを抜けるきっかけになりますよ。
前回は、幼児期前期を見てきました。幼児期前期はこちら
今回は後期です。
では早速、幼児期後期をみていきましょう!
hitomi
1・3段階:乳幼児後期 自立性 対 罪悪感
幼児期後期は大体3歳~6歳までの時期とされています。少し前期と年齢が重なります。
自律性(幼児前期)がおぜん立てされると、今度は「自主性」が出てきます。
「自主性」は「じぶんで進んでやろうとすること」つまりは自分の中にある欲求に従ってやろうとすることです。
自主性が出てくると、やりたいことが目の前にたくさん見えてきます。
この後期にはたくさんのやりたいことが見えます。
自主性って
この時期の子供には「やってみたい!」と思っています。持ったもの、触ったもの、見たものすべてが気になること好奇心の塊です。自分で考えて行動しようとしています。
「あれもしたい」「これもしたい」「みんなの真似をしたい」「自分の思ったままにすること」など「自主性」が出てきます。
- 好奇心旺盛にやって、結果壊れてしまったり
- 水道の出口を抑えてジャージャー出して笑っていたり
- 持ったものをなんでも投げてみたり
- ダンゴムシをバケツいっぱいに集める(私の友人)とか
大人の目には「えー、やめて!」「こわれちゃう💦」と映ります。
この時期、「やっていいこと」「やってはだめなこと」の分別はまだできません。ここで、友達、兄弟、家族などの周囲の人たちとのかかわりで揉めたり、ルールがあったりするなかで、「だめなんだ」と思ったり、「これはいいんだ」と知ったり、していきます。
また、幼稚園や保育園でも、友達、先生をとうして「自分はやいたいのにー」と言ってもうまくいかにことを学びます。
同年代の子ども関わっていく環境や自分の家でのであったことを子ども同士でよくやる「ごっこ遊び」はこの時期に多いと言われています。
「ごっこ遊び」は、社会性やルールを学ぶのにとても重要な枠割を果たしているんです!
よくあるあれです「おとうさん!寝てばかりいないで手伝って」など自分の家のまねごとがやくに立っているようです!
ところが、ポジティブ「自主性」をネガティブ「罪悪感」が上回ってしまうと、他人(自分以外の人間)とうまく関われなくなったり、自分のやることに自信をもってできなくなったりと、自分のやることに積極性が持てなくなったりします。
- 楽しかったのに!またママにやっちゃダメって言われた!
- 僕だけじゃなかったのに、僕だけいつもおこられる!
- 保育園で自分も真ん中で歌いたかった!
など「できなかった。」「ダメと言われた」などの罪悪感が大きくなると自尊心などに影響するようです
これが大人になってからも無意識に自尊心に影響していたり、自分が悪いんだと思い込んだりにつながっていることがあります!
では、ポジティブのほうだけでいいのでは?と思いますが、エリクソンは、どちらも知ることが重要だと言っています。生きていく上では、少しの罪悪感を学ぶのは必要なんです。
理由は、罪悪感があるから自分が悪いと反省できるし、間違いを認めることができるんです。
エリクソン発達課題について(ネガティブ・ポジティブも書いてます)
ルールのために教えること、時には怒ることもあるでしょう。だから、教えることをきちんと教えるのはいいんです。ただ、発達課題ではポジティブがネガティブを上回ればいいんです。たとえ、やったことが失敗でも、「自主性」を否定しなければいいんです。
- お水ジャージャー楽しかったね!でも、お水が持ったいないから今度はやらないね。
- そうかぁ。真ん中で歌いたかったんだね!
- つぎ、頑張ろうね!
など、「しょうがないでしょ」や「なんで、あれやったの?」じゃない言葉かけで罪悪感が大きくなることはなくなるんです。言葉がけひとつで全然違うということです。!
言葉だけじゃないです。「自分でやろうとしてた」この自分の意欲にいちいち手を貸したり、口出ししたりこれも罪悪感を育てる原因になります。つまり「自分がしたいことはダメなんだ」という気持ちが育ちます。
私も、思い当たることたくさんあったよ
hitomi
この時期は、やんちゃんしていても適度におしえられ、ある程度やりたい放題を見守ってくれる環境が大事なんですね!親もしつけの時期なんで大変なんですね。
この時期に「罪悪感」が上回ってもどこかの発達課題で克服できれば、社会環境に適応できたりしている人が多いです。
- 自分はこうしてほしかったんだ!
- 自分はこういってほしかった
- 私はみとめてほしかったんんだ」!
たっぷりと自分を認めてもらった子供、自主性を理解してもらった子供は「罪悪感」より「自主性」が育まれ、次の成長過程でも自分の意思を伝えたり自信につながっていきます。
わたしは、このずっと先にある発達段階までひきづっていきました!
2・獲得できる価値:目的
幼児期前期の「自主性」と「罪悪感」のバランスがうまくいき「自主性」(ポジティブ)が上回ると、「目的を持つ」が育ちます。自分の人生のやる気や生きていく力になることです。
前の段階で自律を育み、ここでは周りのかかわりも幼稚園のような場所で年上の友達、同じ年の友達、先生などひととのかかわり、お祭りに参加、発表会のようなイベントなどの環境、これらから自主性を学び自分の生きていく力につながっていきます。
そして、「じぶんはこれができた」「これはダメなんだな」という経験がここでの(幼児期後期)「統合」になります。
「自主性」を獲得するためには「ルールがあるような遊びをすること」や「いろんな経験をしてもらうこと」はたとえつまずいても大切な経験なんです!
そこから、目的をもってこの先生きていくことにつながっていくんです!
なんでも、危ないからダメーていうのは簡単ですが、やってみて覚えていくんですね!
小さい時に転ぶ前からいつもいつも「あぶない」、やったことに「だめでしょ」しかなかった。フォローがなかった。などの経験が「うまくいかないかも」「失敗するかも」という思いにつながっていきます。
大人になっても自信がなくて、自主的にうごけないってことに影響していることがあります。
たとえ失敗しても、見守り、尊重することが大切なんです。
いかがでしたか?発達課題を知ることは自分の歴史を知ることにつながります!
迷いのトンネルを抜けるきっかけになることにつながればいいなと思っています(^^♪
次回は、発達課題の児童期:勤勉性 VS 劣等感を紐解いていきます。
どこの時期に自分の思い込みにつながるきっかけになった部分があるのでしょう・・
その前に、幼児期前期を知りたい方はこちらも読んでみてください
さらに、自分の時間探し へ出かけましょう!少し大きくなりますよ!
hitomi